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Little Earthquakes(リトル・アースクエイクス)

Little Earthquakes(リトル・アースクエイクス)

  • 発売日:1992年4月25日(日本国内)
  • レーベル:ダブリューイーエー・ジャパン

収録曲

  1. Crucify
  2. Girl
  3. Silent All These Years
  4. Precious Things
  5. Winter
  6. Happy Phantom
  7. China
  8. Leather
  9. Mother
  10. Tear In Your Hand
  11. Me And A Gun
  12. Little Earthquakes

レビュー、メモ

おながのレビュー

記念すべきToriのデビュー・アルバム。その後発表された彼女の全作品に影響を与え続け、Toriの持つ個性、音楽的な要素が、原石としてびっしり詰まって、光り輝いている。歌詞は自叙伝的要素が強く全作品中、一番理解しやすい。

このアルバムに捨て曲は一つもないと断言する。

「Little Earthquakesは拒絶された作品だったわ。このことは知っている人もいるはずね。ピアノの部分をすべて取り払い(笑)、ギターを入れろと私は言われた。というのも当時ピアノはあまり受けない代物で、つまりラジオではかけてもらえないということでね…かなり昔のことよ、1990年のことね…」(Tales of a Librarianプレス向けインタビューより引用)

このToriの発言からも分かるようにデビュー・アルバム制作・発表に際して、彼女はレコード会社と戦っている。レコード会社の言いなりにならず、ピアノ中心の作品を発表し、イギリス及びヨーロッパで人気を得て、最終的に母国アメリカでも絶大な人気と好評を得た。ギターを捨てピアノにこだわり続けたToriの英断は正しかった。

各曲について感想を述べたいが、スペースが限られているので2曲だけ選んで書く。
(3) Silent All These Years 他人や自分の属する環境から拒絶されたとき、人の心はとても傷つく。この曲は聴くだけで心の痛みを治癒してくれる。
(11)Me And A Gun Tori自身のレイプ体験を赤裸々に語っている。無伴奏の曲。Toriは強くてとても勇気のある人だと思う。この曲に救われた人は数え切れないほどいる。

サトシさんのレビュー

彼女の曲を友人から奨められたのは数年前でした。「トーリ・エイモス?」ある程度洋楽に触れていた私でも、初めて耳にする名前でした。

印象的なピアノのメロディ、ささやく様な、時に絞り出す様な歌声は、感情の色まで見えるようでした。 歌詞に選ばれているフレーズは決して明るいものばかりではありません。絶望・悲哀・迷い・恐れ。しかし、それらをまっすぐに見つめるトーリの歌には、未来に望む「強さ」を感じます。

一番好きな曲は、「変わり続ける世界だからこそ大切にすべきものは...?」と歌った「WINTER」です。みなさんは、どの曲が好きですか?

最後に。一人でも多くの人に、彼女の歌が受け入れられることを、心より願っています。

ゆうこげさんのレビュー

私が高校の時に出会った、人生の宝物。ピアノ弾き語りという当時異色とも思えるスタイルでシーンに現れたトーリ・エイモス。そのデビュー作。

初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。

不安げで、繊細。
それでいて心にぐさぐさと突き刺さるピアノ。
正直で、赤裸々な歌詞。
高音が美しいが、絡みつくようなボーカル。

特にピアノの表現力は素晴らしく、震えるほど感動したのを憶えています。

発売後14年以上経ち、当時28歳だったトーリも現在44歳の一児の母(!)でもこの作品、少しも瑞々しさを失っていないのが素晴らしい。今でもふと聴きたくなります。

特にM3のSilent All These Yearsは聴くたびに何かを示してくれるような不思議な曲です。

人生に迷った方はぜひ。