Box | The Original Bootlegs

Royce Hall Auditorium Los Angeles, CA 4/25/05

Royce Hall Auditorium Los Angeles, CA 4/25/05

  • 発売日:2005年8月30日
  • レーベル:EPIC

収録曲

Disc 1

  1. Original Sinsuality
  2. Silent All These Years
  3. Parasol
  4. Doughnut Song
  5. Yes, Anastasia
  6. Jamaica Inn
  7. Cool On Your Island
  8. Livin' On A Prayer (Bon Jovi)
  9. All Through The Night (Cyndi Lauper)

Disc 2

  1. Barons Of Suburbia
  2. Take To The Sky
  3. Cloud On My Tongue
  4. Ruby Through The Looking-Glass
  5. The Beekeeper
  6. Tear In Your Hand
  7. Toast
  8. Sweet The Sting
  9. Twinkle

レビュー、メモ

おながのメモ

「The Beekeeper」のリリース後、2005年春から夏の終わりまで行われた「Original Sinsuality Tour(春)」と「Summer of Sin Tour(夏)」のライブ音源集。当然、The Beekeeperからの選曲が多めだが、過去のアルバムからもバランス良く選曲され、インターネット上でToriに歌ってほしいカバー曲を募るなど、面白い企画も実現した。

コンサートで取り上げる曲目について、Toriは「完全に一致するセットリストの公演は無い」とコメントしている。

「90%はその日に起こった個人的な出来事で決めて、その次にその日に起こった社会的な出来事で決めるといった具合よ。」(キーボードマガジン2004年3月号より)

このツアーはUS、EU、そしてファンの熱心な署名活動によって決定し、11年ぶりのオーストラリア公演が行われた。ライブ音源CDは春のアメリカ公演から3つのコンサート、イギリス公演から2つのコンサート、夏のアメリカ公演から1つのコンサートが選ばれている。

当初はインターネットのみで販売開始、2005年末にCDショップでも販売され、クリスマスに合わせてBOXセットも発売された。現在、BOXセットの販売はなく、CD単品での販売のみとなっている。BOXセットには特典として、「The Beekeeper」の各庭をテーマにした6枚のシールが入っている。(以下に掲載)

余談:
「The Beekeeper」を許せないという初期作品からのファンの方々に是非聴いてほしいライブ音源。ピアノとオルガンを組み合わせたToriの弾き語りなので、初期作品のようなアレンジになった「The Beekeeper」収録曲で、きっと目から鱗が落ちるだろう。

おながのレビュー (Disc 1)

この日の演奏も他の公演と同様に適度な緊張感があって好演。このツアーで毎回オープニングに歌われている(1)は大変力強い演奏で最初から惹きこまれる。

Toriの代表曲の一つ(2)は、ゆっくり丁寧に歌っている。サビの部分はいつ聴いても胸にぐっと来る。(4)ベーゼンドルファーの澄んだ音とToriの有機的な声が混ざって、不思議な音空間を形成している。

(8)このカバーは相当良い。以前からファンに人気のあるSmells Like Teen Spirit (Nirvana) を凌ぐ出来だと思う。原曲の持つ切なさを原曲以上に引出している演奏だと思う。

(9)こちらのカバーもなかなかの出来。曲の中盤でピアノを間違えてもジョークにしてまた歌い出すところはとてもチャーミング。(8)と(9)のカバーは80年代の名曲で懐かしい。

おながのレビュー (Disc 2)

(1)この日の演奏も大変素晴らしい。曲前半はピアノだけで、後半からオルガンと共に鍵盤統合スタイルで演奏していて、音の対比が面白い。曲の終盤は絶叫する。

(2)ライブで栄える曲で楽しい演奏。Toriは左手で演奏する技術が特に発達していて素晴らしいのだが、この曲は特にそれを感じる。ファーストアンコールの(6)初期の名曲だけあり演奏を始めるとファンがすごい歓声を上げている。終曲(9)はしっとり歌い終えて幕を閉じていている。